『やりたいことの見つけ方』
こんにちは、マサロウです。
今日は面白い本を見つけたのでご紹介します。
『人生に行き詰まった僕は、喫茶店で答えを見つけた』
皆さんは喫茶店へ行ったことありますか?
スターバックスやドトールに行った経験がある人は多いと思いますが
個人経営している喫茶店へ行くことは少ないですよね?
この本を読んだら喫茶店へ行ってみたいと思うかもしれませんよ?
この本の舞台は、赤澤智さん本人が経営する喫茶店。
そこへ人生に悩むサラリーマンと女子大学生が登場し、二人に対し
赤澤さんが二人の背中を押してあげるというストーリーとなっています。
赤澤さんが経営している喫茶店は、すべてを一人でこなすワンオペレーション。
その喫茶店ではたまに、赤澤さんの趣味のミニライブも開かれている。
(この喫茶店自体は実在する。)
赤澤さんはもともと、アーティストとしての歌手活動と塾講師として働いていた。
そこから自分で喫茶店を経営した。
この経験から得たものを、人生に行き詰まったサラリーマンと大学生に伝えていく
というストーリー仕立てになっている。
ストーリー仕立てなので読みやすい。
ビジネス書とかは、堅苦しくて苦手だという人にもお勧めしたい。
内容を少し紹介
毎日を無難に生きていると、焦りを感じたり何か物足りないなぁ、というような経験がある人は少なくないと思う。
でもそれが何かわからない。何をしたいか、何をやりたいかわからない、夢もない。
モヤモヤしたまま、変化のない毎日をただ淡々と過ごす。
子供のころは楽しみや夢があるからこのような感情は持っていなかったはず。
じゃあ、やりたいことを見つければいい!
ではその見つけ方は?
この本に書いてある一つが「1万時間計画」だ。
1つのことをある程度まで成熟させるには1万時間かかるという。
仕事にしても、趣味にしても勉強にしてもそうだ。
これまで自分が生きてきた中で1万時間をかけたものが誰でも1つ以上あると思う。
例えば仕事でいうと、週に5日、1日8時間働いていると約3~5年で一万時間くらいになる。
3~5年たつと社会ではその仕事を覚えるともいわれている。
まず、自分が費やした1万時間のことを3つ探す。
そしてその3つを掛け合わせる。それが自分のやりたいことになる。
もし、ぼんやりとでもやりたいことがあるのならば、そのことに1万時間費やしてみるのでもいい。
自分ができることを3つ掛け合わせることで希少性が高まり、
自分ができることが、自分にしかできないことになる。
自分にしかできない事ならば、やってみたいと思うかもしれない。
このように1万時間という基準を使って
自分のやりたいことを見つけてみてはどうか。
この1万時間計画は、この本の内容のほんの一部にしか過ぎない。
夢が見つかった後のステップや、やりたいことを叶えるために注意すべきことが書かれている。
もし、自分の生き方に満足していないのならば、この本を読んでみるべきだ。
きっと、何か動き出してみたいという気持ちが見えてくるはずだ。
私自身、そういう時期があって会社を辞めてワクワクするような生き方を求めてきた。
是非この本を読んでもらいたいと思ったので紹介させていただきました。
では、また!!
Byマサロウ